保育士の通信講座といってもたくさんの種類があります。
その中で、どの保育士通信講座を選ぶべきなのかという判断基準は欲しいですよね。
この記事では、これから保育士資格取得に向けて通信講座の受講を検討されている方に向け、「保育士の通信講座の選び方」というテーマで書き綴っていこうと思います。
全部で4つのポイントを挙げてますので、ぜひ参考にして下さい!
ポイント1:教材のクオリティを見る!
まず、なんといっても大事になってくるのが教材のクオリティです。
テキストや問題集、講義動画などがこれにあたります。
テキストは人それぞれ好みはあると思いますが、私個人的には図表イラストが多めに使われているテキストが良いと考えています。
(なおかつフルカラーならベスト!)
文字ばかりのモノクロテキストでは視覚的に覚えることは難しく、学生時代にやっていたテスト勉強みたいなイメージになります。
図表やイラストが使われていれば、目から入った情報をそのまま覚えられますし、頭に残りやすいと言われています。
さらにフルカラーであれば勉強自体に飽きにくく、重要な部分も一目瞭然で分かるのでおすすめです。
問題集は、どれだけのボリュームがあるかを見ておきましょう。
過去問であれば3年分くらいは最低でも欲しいところ。
資格試験ではいかに問題数をこなすかというのが大事になってきます。
数だけこなせばよいというわけではありませんが、やればやった分だけ自分の力になりますし、応用もきくようになります。
講義動画は見やすく聞き取りやすければOKです。
各校のホームページでサンプル動画の視聴ができるところも増えてきてますので、申し込む前に実際の講義動画を見ておくことをおすすめします。
あとになって「この講師のしゃべり方、私には合わないな。。」「なんだか音割れして聞き取りづらい。。」などと不満点が出てきても時すでに遅しです。
事前確認はテキストについても同様。事前に確認できる講座も増えてるので、サンプルをチェックできるところは忘れずチェックしておきましょう!
ポイント2:サポート体制を見る!
通信講座は学校に通ったりすることはありませんので、サポート体制がどれだけ充実しているかも大事なポイントです。
基本的にはひとりで学習を進めていくことになりますので、学習スタイルとしては独学とそれほど変わりません。
そうなってくると、不明点が出てきた時の解決方法や学習でつまづきやすいポイントなどをしっかりサポートしてくれる体制があるかどうかはかなり大切です。
特におすすめなのが質問サポートと添削指導サポートですね。
質問サポートは、不明点が出てきた際にメールやFAXなどで講師の方に質問できるサポートです。
勉強を進めていく中で、どうしても不明点というのは出てきてしまうと思いますし、それを自身で解決しようとしても時間がかかっちゃいますよね。
そんな時にこの質問サポートがあれば、サクッと解決できるのでありがたいですよ。
添削指導については、添削課題が講義中何回か(大体6~10回くらいのところが多い)用意されており、それを学校側に提出することで解答を添削してくれるというサポートです。
このサポートがあることで、間違ったまま解答を覚えてしまうといったリスクを減らせますし、講師からのワンポイントアドバイスでスッと頭に入ってきたというケースも少なくありません。
質問サポートと添削指導サポート、この2つのサポートがついているかどうかは必ずチェックするようにしましょう!
ポイント3:実技対策指導があるかを見る!
保育士試験では筆記試験が終了した後、約2か月後くらいに実技試験があります。
実技試験は「音楽」「造形」「言語」の3つから2つを選び、その実技テストを受験するというもの。
それぞれ、試験は以下のような内容になっています。
・「音楽」課題曲を弾きながら歌う(ピアノ、アコーディオン、ギターのいずれかを選択)
・「造形」お題に合わせた絵を描く(45分間)
・「言語」昔話を3分間でまとめて話す
この実技試験が保育士試験における最後の山場で、試験対策が不十分だと不合格になることも十分ありえます。
基本的には独学の勉強スタイルに近い通信講座ですから、実技試験対策の講座がしっかりついているかどうかは必見のポイントです。
仮についていない講座であればご自身で情報を集めて対策、練習をしていかなければならないので、結構負担は大きいと思います。
今は実技試験対策で個人セミナーを開講してくれるところや、オンラインセミナーが付随している講座などもありますので、しっかり見ておきましょう!
ポイント4:受講料が適正かを見る!
受講料も保育士の通信講座を選ぶ上で確認しておきたいポイントです。
保育士の通信講座の受講料は正直ピンキリで、安いものだと30,000円くらいのところもありますし、高ければ200,000円を超えてくるところもあります。
相場で言えば50,000円~60,000円前後だと思いますので、まずはそのあたりの価格帯でおめがねにかなう講座があるかを見てみましょう。
どうしても相場よりも安い講座だと欠けてる部分が目につきますし(サポートが少ない、実技試験対策がないなど)、相場よりも高いところはもちろん講座の質は良いとは思うのですが、相場あたりの講座と比べて何かに秀でているかと言われればそうでもないパターンが多いです。
コスパの観点から見ても、まずは相場あたりの講座から探されることをおすすめします!
まとめ
この記事では、「保育士の通信講座の選び方」というテーマで色々と書いてきましたが参考になりましたでしょうか?
記事の内容をまとめると以下のような感じです。
・教材クオリティを見る!(テキストは図表あり?問題集は十分な量あり?講義動画は見やすい?聞きやすい?)
・サポート体制を見る!(質問サポートや添削指導はついてる?)
・実技対策指導があるかを見る!(オンラインセミナーなどがあればベスト!)
・受講料が適正かを見る!(50,000~60,000円前後が相場!)
これらを事前にチェックしておけば、保育士の通信講座を選ぶにあたって失敗するということは少ないと思います。
これから保育士の通信講座を検討しようとされている方の参考になれば幸いです!
長々とご拝読いただきありがとうございました。
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